膀胱炎の診察

膀胱炎の診察はどこで受けられる?

膀胱炎は女性にとっては身近な病気です。
これは膀胱で炎症が起こる病気になるのですが、その原因は雑菌です。
膀胱に雑菌が入らないようにしたいのですが、女性は尿道が短いために外部から雑菌が入り込みやすく、尿道炎になりやすいのです。
これになると排尿時の痛み、頻尿、残尿感など、いろいろな症状が起こります。
膀胱炎かなと思う症状が出始めたら病院に行くといいのですが、その診察は泌尿器科で可能です。

こちらでは尿に関連する症状を多く診ており、膀胱炎もその一つです。
この症状は飲み薬だけで完治することも多いため、早く診察を受ければそれほど苦労もなく治ることもあります。
普段はない痛みや頻尿などに気づいたら早めに泌尿器科へ行くといいでしょう。

膀胱炎の診察ってどうやるの?

膀胱炎になった女性にとってどのような診察が行われるのかは気になるところでしょう。
陰部を直接医師が確認するなどするのでしょうか?
膀胱炎の場合はそのような診察は行われないことが多いです。
実際によく行われるのは尿検査ですね。
この尿を調べることで膀胱炎かどうかわかることが多いのです。

尿を採取するときは尿を出し始めてから終わるまでのうち、中間あたりの尿を採取してください。
出始めの尿はおりものなどが混入する恐れがあり、尿そのものに雑菌がいたのかわかりにくくなります。
膀胱炎を調べるためにもできるだけ正しく検査のための尿を採取してください。
それだけで膀胱炎かどうかはかなり判断できるため、陰部などを医師が直接確認するといった診察はあまり行われません。

ただし、実際にどのような診察を行うかは病院や医師、訴えている症状などにもよるため、診察を受けた医師の指示にしたがってください。
万が一でも陰部の診察などを男性医師に行われるのは避けたいときは、女医のいる婦人科などを利用すると安心です。

膀胱炎の治療方法

診察を受けた結果、膀胱炎だと判明したら治療が始まりますが、これは先にも少しご紹介した通り、飲み薬だけとなることも多いです。
膀胱炎は膀胱に雑菌が入って増殖していることが原因ですから、それら雑菌に効果的な抗生物質を使うのが基本的な治療になります。
これは飲み薬として処方されることが多いですから、あとはそれを用法用量を守って服用していきます。
飲み始めると比較的早くに症状が軽くなることもありますが、出された薬は必ず飲みきってください。
途中で飲むのをやめると膀胱炎が治りきらないことがあります。
最後まできちんと飲みきれば膀胱炎も無事治ることが多いですよ。